つくばね

筑波山は万葉集で最も多く歌われた山である

万葉集で富士山が歌われたものは九首なのに対して筑波山はなんと二五首と圧倒的に多い。万葉の時代から筑波山がいかに親しまれてきたかわかる。

冬の夜や早朝、筑波山中腹は麓よりも暖かい。 

これは筑波山特有の気温の逆転現象である。通常は100m上昇するごとに0.5度ずつ気温が低下するのだが、筑波山は逆に中腹が麓の気温より0.5?1.5度も高くなる。なんでそうなるのか私は知らない。冬の夜明けの気温は静岡県の海岸と同じだそうである。

筑波山には我が国最初の山岳気象観測所ができた。

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明治34年(1901年)山階宮菊麿王殿下によって創設。 富士山測候所を作る前の段階の様々なノウハウを集めるにも役だったと聞く。 現在は無線の中継施設になったそうである。そういえば山頂には中継アンテナを立てた古い鉄筋の建物が幾つかあった。


「キッコーマン」マーク発祥の地

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醤油会社の亀甲(キッコー)マークは筑波山の南東にある土浦が発祥の地である。
土浦にあった土浦城は水害時にまるで水面に浮かぶ亀みたいだったので「亀城(きじょう)」と呼ばれた。現在でもその城跡は亀城公園として現存している。この亀城周辺は水路が発達しており、古くから江戸との交易で栄えた。醤油の生産も盛んで大変美味しい醤油の醸造元が沢山あった。それら醸造元は土浦城に因んで亀甲のトレードマークを採用した。これが全国的にキッコーマークがおしょうゆに使われる理由である。


ミカンが育つ最北の地

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筑波山はミカンが育つ最北の地である。
これは「その2」で書いた気温の逆転現象による効果と思われる。写真は私が筑波山の西側麓にある薬王院の「筑波みかん」別名「フクレみかん」である。ふつうのミカンより大分こぶり。手が届かず取れなかったので味は不明だが、NHKアナウンサーによると「柑橘類らしさのある味」だそうだ。