つくばね

大型特集「筑波にきた難民たち」エントリー一覧

調査開始編
 前回の「つくばね」更新からもう1年も経ってしまった・・・。  前回「つくばね」を更新して間もない頃、私宛に愛読者のNさんからE-Mailが届いた。Nさんとは面識が無かったのだが、なにやら歴史、古文書や地方史研究を(恐らくは趣味で?)している方のようである。そのN氏からのメールを要約すると大体次のようになる。N氏の実家は八丈島にあり、昔は(今も?)結構重要な役目にあった。ある日N氏が自宅から見つけた古文書には、八丈島から筑波地方に農民が移住した話が載っていた。それは大体200年位前の事だった。さ...
調査・研究編
この取材記は読者が私宛に送ってくれた1本のE-Mailから始まりました。その方の自宅から出てきた古文書は筑波山近くの村から送られて来た手紙で、差出人は八丈島から筑波の地に開拓(避難?)に来た佐々木定右衛門という人が書いたものでした。 今から200年近く前、なぜ八丈島から筑波に、罪人でもない「ふつうのお百姓さん」が佐々木定右衛門を筆頭に41人も行くことになったのでしょうか・・・? 以下は「調査開始編」から続きます。 
最終章、お話編
 その1(調査開始編)、 その2(調査・研究編)で調査したことを元にして筑波にやってきた八丈島難民(開拓民?)の話をお話風に書いてみました。なるべく事実は多く取り入れましたが、分からないことが多いので私の創作もはいってっていることをお断りします。 また主人公の定右衛門は実在の人物であり八丈島では格式高い家の方で、決して流人ではなかったことも初めにお断りいたします。文章中のカッコにはいった小さな数字は参考文献の番号で、このページの下に一覧表をつくってあります。正確な歴史や情報が必要な場合はそれらの...