つくばね

鷲神社、じゃかもこじゃん

 平成10年2月11日の建国記念の日に「じゃかもこじゃん」という変な名前の行事が行われたのは土浦駅近くの東崎(とうざき)町にある鷲(わし)神社です。 

 

この「じゃかもこじゃん」で売っているみそおでんを食べるとその年1年はかぜにかからないと謂われております。 「筑波の行事」のNO1で紹介した「泉の子育て観音」取材の帰り道、私は土浦の近くを通りますのでこの行事も今回の取材に組み込むこととしました。

 

 鷲神社は土浦駅に近く神社のすぐそばに大きな駐車場もありますので案外駐車には困りません。

 

 さて、車の中でデジカメとPENTAX Z?1P(一眼レフ)の用意をして徒歩にて鷲神社に向かうと、なにやら随分景気のいい民謡の歌声が聞こえてきました。どうやら「じゃかもこじゃん」では演芸大会も催すようです。 

 

 境内のあちこちを撮影していますと神社の建物の中に大勢の人が集まり、なかで神主さんが「じゃかもこじゃん」の一番肝心な行事を始めました。 どんな行事かは外からはわかりませんでしたが、このときばかりは演芸大会の歌声も一時中断し、静かになってしまいました。 私は自分と父へのおみやげにするため、入り口近くの売店(テントを張った露天)で有名なみそおでん(税込み、福引き券つき1パック500円也)を2パック購入、もらった福引き券でくじを引いてみました。 福引きはみそおでんのすぐ横でやっており、福引きの機械をガラガラ2枚分回したところ、2回とも珍しい?赤玉(シロ玉が多く出ていたから)が出てきました。 

 

「おぉ! なんかいいもんがもらえる!!」と思い、喜んでもらったものは土浦市御謹製の「ポリごみ袋40リットル10枚入り」でした。 ・・・。 ただ、これを帰ってから父にあげたところ、「コリャたすかる」と結構好評でした。 

 

 家に帰ってから例のみそおでんを食べたところ、包み紙に「この、じゃかもこじゃんのみそおでんを食べるとホンコン風邪やソ連風邪にも負けず、受験、就職、転職にも御利益があるよ」という旨の文章が書かれていました。 う?ん。スゴイ御利益である。これで500円とは大変コストパフォーマンスの高い神様である。

 

 ところでこの「おでん」、いわゆる我々の知っているつゆに浸したおでんではなく、里芋、豆腐、こんにゃくなどがそれぞれ串刺しのまま焼かれており、みそが別のパックに入っている。このみそを食べるときに「おでん」につけて食べるのである。 みその味は甘辛。 そういえばこの間NHKの番組でおでんのルーツを解説していたとき田楽にルーツがあると言っていたがこの「じゃかもこじゃん」のおでんもまさに同じである。

 

おでんはその後、来た客により迅速に出せるように現在のような煮込んだ形になっていったとのことだがもともとは豆腐やこんにゃくを串に刺して焼いていたと、その番組は言っていた。ちなみに「田楽」とは踊りの田楽が語源で、竹竿にしがみついて飛び跳ねるその姿が串に刺した豆腐に似ていたから、その串焼き豆腐を田楽と呼び始めたとのことであった。

 

おでんにもこの「じゃかもこじゃん」の歴史の古さを感じます。

 

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